｢自身のサーフボードデザインは少しずつパフォーマンス寄りの方向に向かっていると思う。 ツアー(競技)を辞めてから、出来るだけハイパフォーマンス方向からは離れるようにしていた んだ。ツインやシングルフィン、ボンザー等々、の異なるデザインを感じたいと思っていたし、 提供したいとも思っていた。Grooveは、ハイパフォーマンススラスターの世界に戻る探検な んだけれども、アウトラインはフロント部の幅と厚みをパドル能力の為に増やしていて、引き 込まれたスカッシュテールはハイパフォーマンスな細断能力を与えている。これは少し力が有 って押してくれる波用に作ったんだ。多分、腰からオーバーヘッド用だけど力の無い波でも素 晴らしいんだ。昔にやっていたハイパフォーマンスの頃に戻るなら、Groove Thrusterセット は必須だね。小さめの波に対して捻りを効かせるなら、2+1テンプレートが使えるよ。」 このボードのベストコンディションは腰〜オーバーヘッドのサイズですが、パワーのない波でも驚くほどスムーズに走ります。ただし、いわゆる "グロベラー" ではなく、しっかりとライディングのポテンシャルを引き出せるシェイプになっています。